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日進市 パーキンソン病の初期段階

2018-08-28 [記事URL]

パーキンソン病は個々の症状に応じて治療していく

脳の幹にあたる黒質という部分の神経細胞が徐々に減少することで、その神経が働く時に使うドパミンが減って起こる疾患がパーキンソン病です。
このドパミンは脳で運動の仕組みを調節する働きを担っているので、減ることにより動きが遅くなったり、体の緊張が高くなったりします。
そのため主に見られる症状として、手足がふるえる振戦・動きが遅くなる無動・筋肉が硬くなる固縮・体のバランスが悪くなる姿勢反射障害がみられます。
こうした症状が起こることで、顔の表情の乏しさ・小声・小書字・屈曲姿勢・小股や突進歩行などの運動症状が生じます。
また、こうした運動症状以外にも非運動症状というのもみられます。
具体的には、便秘・排尿障害・起立性低血圧などの自律神経系症状、不眠・むずむず脚症候群・REM睡眠行動障害などの睡眠障害があります。
抑うつ・不安・無関心・幻覚や妄想といった精神症状、認知機能障害、その他にも痛みや倦怠感などもあるのです。
ちなみにうつ症状については、患者の約半数にその傾向があるといわれているのですが、患者自身や家族も気づかないことの多い症状なのです。
認知症については病気が進行すると約2割の方に見られるもので、こうした非運動症状は患者・家族・医師の間で意志の疎通がよくとれていてはじめて気づく症状です。

一部のパーキンソン病は、遺伝子が原因となって発症することが解明されているのですが、多くは原因不明で遺伝することはないのです。
約10万人当たり100~150人の方が発症しているといわれていて、50~65歳に発症することが多く年をとるにしたがって増える傾向にあります。
現時点では完全に治す治療法は残念ながらありませんが、薬により症状はかなり良くなりますし寿命が短くなることはないのです。
ですから、薬でうまく治療して行くことによって、今までと同様の生活をしていくとは可能です。

ただ初期段階では、薬でうまく治療できますが進行するにつれて薬が効く時間が短くなって、次の薬を飲む前に効果が切れてしまうといったウェアリング・オフ現象が起こることがあります。
その為、1日のうちで薬の効く時と効かない時、つまりオン・オフがみられるようになります。
また薬の濃度が高くなった時に発現することが多いのですが、意思に反して手足などが勝手に動く症状のジスキネジアが起こることもあります。
発現する強さの程度は様々で動作の邪魔になるほど強いジスキネジアもありますし、患者自身が気にならない軽いものまであるので、気にならないものなら対処する必要はありません。
ただ気になる場合は、気軽に主治医の先生に相談することをおすすめします。

このようにパーキンソン病は、症状の種類や程度・経過が患者によって異なるので、個々の症状に応じて治療していく必要があります。
あくまで病院での治療がメインになりますが、先に触れた症状などを考えると、整体院や整骨院での治療を併用するのもひとつの選択肢として考えられます。

 

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日進市 手首親指側の狭窄性腱鞘炎

2018-08-23 [記事URL]

ドゥケルバンに対する西洋医学と東洋医学の考え

手の使い過ぎなど様々な原因で手指特に手首の親指側に痛みを感じる疾患がドゥケルバン病で、手首親指側(長母指外転筋腱・短母指伸筋腱)の狭窄性腱鞘炎です。
親指を広げると手首の親指側の部分に腱が張って皮下に2本の線が浮かび上がります。
親指側の線が短母指伸筋腱といって親指の第2関節を伸ばす働きをする腱のひとつで、もうひとつが手首の背側にある長母指外転筋腱で、主に親指を広げる働きをする腱のひとつです。
指を伸ばすこれらの腱が通るトンネルのような腱鞘というのがあって、無色透明で粘着性のある滑液という物質が入っていて、腱の動きをスムーズにさせる働きがあります。
この腱鞘の部分が使い過ぎなどの何らかの原因によって、炎症を起こしたり肥厚したりすることで、腱が腱鞘内をスムーズに通過できなくなった状態です。

主な症状としては、手指特に親指を使用する動作をした時に、手首の親指側の痛みや手関節親指側の腫れ・圧痛などがあります。
また、手指の痺れを感じる場合もあって、この時は手根管症候群を併発している可能性が考えられます。
それから、親指にしびれを感じたり親指の動きが悪くなったりする場合もあります。
病院などの西洋医学では、発症する一番多い原因は先にも触れましたが手を酷使する職業で、親指の使い過ぎにより炎症を引き起こすこと考えられています。
また、ガングリオンなどの良性の腫瘍を生じることで、腱が圧迫されて起こる場合もあります。
それから、中年以降の女性や妊娠後期・出産直後の女性などに多く見られる傾向があるので、筋力低下で腱にかかる負担の増大していることも原因になると考えられています。
また女性ホルモンバランスの変化でむくみなどが生じることで腱が圧迫されて発症するとも考えられているのです。

このような原因で生じると考えられていることから、病院での一般的な治療としては手首の安静を基本として、手関節を中間位に固定する装具を使用します。
また、消炎鎮痛剤・ビタミン剤などの飲み薬や、湿布薬などの薬を用いた薬物療法などが行われます。
ただしガングリオンなどが圧迫して症状を発症しているケースや、先に触れた保存療法の効果がみられない場合は手術療法が実施される場合もあります。

一方東洋医学においては、手首の使い過ぎなどで手首親指側が損傷を受けて、手首付近の気血の流れがスムーズにいかず気血が滞って痛みやしびれの原因になっていると考えられています。
その為、治療として気血が滞っている部分を施術により解消して促すようにしますし、単に手首だけの部分的な治療ではなく全身の調整治療も行っていきます。
その結果、手首の症状はもちろんのこと全身の施術効果も期待することができます。
実は、長時間のパソコン作業などによって自律神経の乱れを伴っている方も少なくないのです。
ですから、病院での治療と共に東洋医学を基に施術をする治療院での治療も、ひとつの選択肢として検討して見るのも良いです。

 

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日進市 テニス肘の治療

2018-08-10 [記事URL]

テニス肘の治療は何と言っても安静

テニスでは過度なストロークにより肘に痛みが発生することがあって、フォアハンドで生じやすい内側型障害と、バックハンドで生じやすい外側型障害の2つに大きく分けられます。
このようにテニスなどのラケットを使用したスポーツを行う人に多くみられるスポーツ障害を、俗にテニス肘と言って外側型障害が多い疾患です。
その理由のひとつとして、バックハンドでボールを打つ時に、無理に手首の力を使うことにより手関節の伸筋やその付着部位に大きな負荷がかかって、筋の変性や骨膜の炎症などを引き起こすからです。
また肘関節外側の筋の変性は、肘を酷使するスポーツだけが原因ではなくて、加齢が原因になって起こることも考えられます。
発症される方の半数以上は40~50代の女性で、スポーツ以外では頻回にパソコンやスマートフォンのキーボードを打ったり、レジ打ちの仕事をしたりする人に多くみられます。
ちなみに、テニスなどのラケットを使用するスポーツでみられるので、このような名前が付いていますが正式な病名は、上腕骨内側上顆炎・上腕骨外側上顆炎と言います。

主な症状としては、手首や指の運動時に肘の外側部に痛みを感じるのが特徴で、肘の外側に抑えると痛む圧痛もみられます。
また手首を強く握り込んだり、手首を背屈させて手の甲側に抵抗を加えたりすることにより、肘周辺に痛みが起こることもあります。
しかし、通常の肘の動きだけでは痛みは現れません。
診断については比較的容易なのですが、骨や関節の変形によるものや肘周辺の神経の圧迫によるものなどと、類似する症状を起こす場合もあるので、診断については医師の診察を受ける必要があります。

テニス肘の治療の基本は、何と言っても痛みを起こさないように安静にすることで、これにより約70~80%は1年以内に自然に軽快するといわれています。
安静を保つためには肘にテーピングをすると良いですし、手首を使用する時には甲側に曲げないで、手のひら側に曲げるようにすると痛みが起こりません。
痛みが強い時には消炎鎮痛剤の内服や湿布などを用いることがありますし、痛みや炎症を解消するためにはステロイドホルモンの注射も有効です。
ただし、ステロイドホルモンの注射については、頻繁にすることは避ける必要があります。

痛みがとれてきたら肘を伸ばして手首を手のひら側や甲側に曲げるストレッチ体操や、痛みの出ない程度の筋肉トレーニングなども有効です。
また肘の少し手首寄りにベルトを当てて筋肉を締め付けて、筋肉の動きを付着部に伝わりにくくするといった専用サポーターや、手首を固定するサポーターの使用も有効と考えられています。
それから、温熱療法・レーザー照射・マッサージなども治療として行われますが、データが少ないので学術的には有効性は証明されていません。
このような保存療法をしても治らない場合には手術を検討するケースもあります。
ただ手術は一般的ではありませんし、どの治療法が最も有効かは個人によって違うので、十分なに主治医と相談して自分に適した組み合わせで治療することをおすすめします。

 

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日進市 タナ障害を発症

2018-08-01 [記事URL]

タナが残存している人であればタナ障害を発症することがある

膝の関節の内部には関節腔と呼ばれる空間があって、その空間は滑膜ヒダという膜のような壁によって仕切られているのです。
その中の膝蓋骨と大腿骨の間のヒダは、ちょうど物をのせる棚のように見えることから「タナ」と呼ばれています。
このタナは母体の中にいる胎児の時に、膝関節を覆う袋の関節包が作られる際に一時的にできるものです。
その為、生まれた後は退化してなくなる人とそのまま残存する人がいて、日本人の場合は残存する人と退化する人は、共に約半数ずつと言われています。
この残存したタナが関節内に挟まったり、強く刺激を受けたりすることで炎症を引き起こしてしまう疾患がタナ障害です。
通常はスポーツをしている人に多く見られる症状なのですが、タナが残存している人であれば特に運動をしていなくても発症することも少なくありません。
ちなみにタナは形状や大きさによって、太く長い状態にやや盛り上がっているA型、膜のような状態で幅が狭いB型、幅が広く厚みもあるC型、タナの一部に穴が空き縁の一部が索状に離脱しているD型の4つに分けられます。
この4つのタイプの中で、炎症を引き起こしやすいのはC型とD型で、A型とB型についてはほとんど発症することはありません。

タナ障害を引き起こす原因は、先にも触れましたが膝の曲げ伸ばしを繰り返すことにより、タナが膝蓋骨と大腿骨の間に挟まって、大腿骨の下の膨らんだ部分とこすれて炎症を起こすことです。
ですから、膝の屈伸と打撲を伴うスポーツ種目を行っている人に良くみられます。
また体質的にタナに厚みがあったり大きかったりすると、膝を酷使した状態で膝を強打したりすると症状を引き起こしてしまうこともあるのです。
特に太ももの筋肉が疲労していると筋肉が緊張しているので、タナの摩擦が強くなり症状が起こりやすくなってしまうのです。
それから、ストレッチ不足などにより筋肉が硬く緊張していると、膝蓋骨を引っ張る力が強くなってしまうことから症状を起こりやすくなります。
一生懸命スポーツに取り組んでいる10~20歳代の若い人に多く発症しますし、男性よりも女性の方が発症する割合が高いと言われています。

早い段階できちんと治療することによって、ほとんどの場合は症状が治まって、元通りスポーツをすることができるようになります。
その為にも、炎症と痛みが治まるまでは運動を休止する、超音波や温熱・冷却療法などの物理療法により膝周辺にある筋肉の緊張を和らげるということを心掛ける必要があります。
また、大腿四頭筋の柔軟性を高めるストレッチや筋肉強化をはかる筋トレを行うことも守らなくてはならないことです。
たた、先にも触れましたがタナは母親の胎内にいる時に一時的に作られるもので、特に何の機能も持たない組織なので実際には切除しても問題はないのです。
それから整体院や整骨院で骨盤・背骨の歪みを改善することで、再発しない元気な体を取り戻すことができますし、痛みの出づらい体を作ることができます。
ですから、整体院や整骨院で施術を受けるのも選択肢として検討してみるのも良いです。

 

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日進市 シンスプリントを起こしやすい

2018-07-29 [記事URL]

脛骨の内側の圧痛を引き起こすシンスプリント

 

ランニング・ジャンプ・ターン・ストップなどの動作をスポーツ時に反復することで、ふくらはぎの筋肉の内側後面に疲労が起こってしまいます。

これにより筋肉が硬くなって伸展性が低下すると、筋肉の牽引により脛骨の骨膜に炎症を生じてしまいます。

これがシンスプリントという疾患で、過労性脛部痛とも呼ばれていて、主な症状は歩行・ランニング時の痛みと脛骨の内側の圧痛です。

発生する原因としては、スポーツによる反復動作による負担なので、練習量が多くなれば危険が増えます。

また、単に反復動作による負担だけではなくて、偏平足・回内足など足の形状も脚に負担がかかりやすくなるので原因につながります。

それから、固い地面を走ったり極度にすり減った靴や性能の悪い靴を履いたり、筋力が弱い・バランスが悪いなどといったことも原因になりますし、これらが複数絡み合って発症します。

 

このような原因から考えてシンスプリントを起こしやすい人の特徴としては、走るフォームが悪い人が考えられます。

膝の回内回外がある、足首の回内回外がある、脚全体を使って走ることができなくて足首の動きだけで走ろうとするなどが、正しいフォームで走れない要因です。

また、スネ周辺・ふくらはぎの筋肉が硬い人も起こしやすく、筋肉が硬いと動きが悪くなったり、衝撃を吸収しにくくなったりします。

筋肉が硬くなる要因としては、ウォーミングアップやストレッチをおろそかにしている、前屈ができない、骨盤が後傾しているなどです。

特に、急に走り出すと発症しやすくなるので、ウォーミングアップやストレッチをおろそかにしている人は注意が必要です。

走り出す前に十分ウォーミングアップ・ストレッチをして、走り出しはスローペースで血液循環を促すようにするよう心がけることが大事です。

 

10代の成長期は短期間で大きく体形が変化しやすい時期で、この急激な体形の変化も症状を引き起こす要因になります。

この成長期に今までと同じような練習をしていると、体格が大きくなった分だけ負担も大きくなってしまうので注意する必要があります。

ちなみに、女子の場合は3kg程度体重が増えると何かしらの障害を引き起こす傾向が高くなると言われています。

 

シンスプリントを発症後にできる限り早く競技復帰をするためには、適切な対処を心がけることが大事です。

まず、痛みが治まるまでは練習を休むことで、我慢しながら練習を続けると慢性化や重篤化の可能性が高まります。

痛み止めの薬を使用したり、アイシングをしたりして痛みを取り除くことも大切です。

ただアイシングで痛みが引いたらそのままにしないで、温めて血行循環を良くすることも重要です。

自分でマッサージをして筋肉を柔らかくすることも大切で、ストレッチポールを使用してスネ周辺に圧をかけると効果的にマッサージできます。

それと共にスネをはじめ足先からお尻までの下半身をじっくりストレッチして、筋肉を温め柔らかくすることも効果的です。

水泳・自転車・クロストレーナー・タオルやチューブを使用したトレーニングなど、足底に負担のかからないトレーニングをするのもおすすです。

 

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日進市 オスグッド・シュラッター病の本当の原因

2018-07-24 [記事URL]

オスグッド・シュラッター病の本当の原因を理解する

膝のお皿の膝蓋骨を介して大腿四頭筋という筋肉は脛骨粗面についています。
ただ、この部分は成長期では未熟な状態にあって、強い引っ張りの力が大腿四頭筋からかかると炎症を起こしたり、酷くなると成長軟骨部分が剥がれたりしてしまうことがあります。
このように、成長段階にある成長軟骨が障害を受ける疾患のこと骨端症と言って、成長期の小学校高学年から中学生にみられる脛骨粗面の骨端症をオスグッド・シュラッター病と呼びます。
サッカーなど膝を伸ばす動作・繰り返しのジャンプ動作・激しく走る動作など、オーバユースにより発症すると考えられています。
ただ、同じ練習をしているのに発症する子供と、発症しない子供がいますし、ただの成長痛だから、成長痛だから仕方ないなどと考えてしまう保護者やスポーツ指導者は少なくありません。
しかし、成長痛ではなくて体の使い方と姿勢によるストレスの増大からくる病態で、それがまだ脆弱な骨の部分を引っ張ってしまうから生じる障害です。
子供の側にいる大人が正確な知識をもって適切に対応してあげることが最も大切で、特に発生する原因について知っておく必要があります。

オスグッド・シュラッター病の一般的な原因としては、オーバユース・骨と筋の成長速度の差・大腿四頭筋柔軟性の低下・力学的に弱い脛骨骨端線などが考えられます。
成長期では、骨の長径成長の速度に対して、骨に付着している筋肉の成長スピードは少し遅く、それにより筋肉は必要以上に引っ張られて、それが抵抗性となり筋の緊張が高くなります。
また、踵がお尻にくっつかない、無理矢理に付けようとすると股関節が曲がってお尻が浮いてくるといった大腿四頭筋が硬く柔軟性の低下も見られます。
この大腿四頭筋の硬さは膝下の脛骨粗面に対する牽引力を大きくしてしまうことになるのです。
これらをまとめると、構造的に脆弱な部分にオーバユースで牽引ストレスを強くかけてしまうことが発症する原因となります。

しかし、先程も触れましたがチームで同じ練習をしていても、発症する子供と発症しない子供がいます。
同じ練習をしているのなら全員が発症しても不思議ではないのになぜなのかというと、根本的な原因が一般的に考えられる原因と違うからです。
また大腿四頭筋の硬さが原因と考えられていますが、その筋肉の硬さは姿勢や体の使い方の問題が大きく影響していることなのです。
つまり、体の正しい使い方ができていないために、そこの部分に負担が集まって筋肉も過剰に緊張して、結果的に脛骨粗面の骨端軟骨部分を強く牽引して炎症が起こっているのです。
このように体の正しい使い方ができない要因は、股関節の柔軟性低下・足関節の柔軟性低下・姿勢が悪い・ももの裏の筋力低下が考えられます。
ですから、オスグッド・シュラッター病の本当の原因は一般的に言われている原因ではなくて、この4つの要因と言えるので、これらを改善する対処をしていかなくては治らないのです。

 

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日進市 ジャンパー膝の好発部位

2018-07-10 [記事URL]

大腿四頭筋だけがジャンパー膝を引き起こす原因ではない

ジャンプ動作などの繰り返しで発生する膝蓋靭帯炎や大腿四頭筋腱付着部炎のことを、俗にジャンパー膝と言います。
男性に多く見られる症状で、膝のお皿の膝蓋骨とすねの骨の脛骨をつなぐ膝蓋靱帯に強い負荷がかかって発生します。
一方女性に多くみられるのは膝蓋軟骨軟化症で、これはオーバーワークや膝が内側に倒れこむ走り方が原因です。
それにより膝蓋骨が外側にズレて膝蓋骨の内側の軟骨に栄養が行きわたらなくなりますし、それが繰り返されることで軟骨に亀裂を生じたり、傷害を起こしたりして痛みを生じます。

ジャンパー膝は、その名称からも分かるように、バレーボールやバスケットボールなどでジャンプや着地動作を頻繁に行うスポーツで起こります。
また、サッカーのキック動作やダッシュなどの走る動作を繰り返しするスポーツに多くみられるオーバーユースに起因する膝のスポーツ障害と言えます。
10~20歳の年齢によく見られる症状で、先にも触れましたが骨の成長が一段落する高校生以降の男性に多く見られます。
それから背の高い人にも多く見られるのですが、これは成長期において筋肉の成長が骨の成長に追いつかなくて、筋肉は硬く腱も伸ばされた状態になり、膝の柔軟性が落ちることで衝撃の吸収力が低下するからです。

ジャンパー膝の好発部位は、大腿四頭筋腱の膝蓋骨付着部・膝蓋腱の膝蓋骨付着部・膝蓋腱の脛骨粗面付着部の3つがあります。
この中でも最も多くみられるのが膝蓋腱の膝蓋骨付着部の炎症といわれています。
症状は緩徐に進行することが多くて慢性的に経過するので、発生時期が不明瞭で段々痛くなってきたと訴えるケースが多いのです。
その為、治療に難渋してスポーツへの復帰に長時間かかってしまうことも多いのが現状です。
最初はスポーツ活動における痛みですが、酷くなるとスポーツパフォーマンスが低下してしまいますし、日常生活でも歩行や階段昇降が困難になります。

従来は、太ももの前の筋肉の大腿四頭筋が硬く、伸びが悪いことが主な原因として考えられていたので、治療としては大腿四頭筋を緩めたり、ストレッチをしたりすることを奨励することが多かったです。
ただ最近の考えは少しずつ変化していて、大腿四頭筋に柔軟性がある人でも発症することが多くて、大腿四頭筋の伸びが悪いだけが原因ではないと考えられてきているのです。
痛みを引き起こすジャンプやスクワットなどの動作は、膝の屈伸だけではなくて股関節や足関節も協調して曲がっていく動きになるので、どの動きが原因で膝に痛みが出ているかを見極める必要があるのです。
特に、骨盤の後傾・膝の内反は外反・足関節の固さ・偏平足の有無などが関係していると言われているので、それらを細かくチェックして適切な治療をする必要があるのです。
病院での治療も良いのですが、このように全身の状態を見極めて治療をする必要もあるので、その点を考えると整体院や整骨院での施術も治療の選択肢とて考えるのもおすすめです。

 

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日進市 コンパートメント症候群の治療

2018-07-01 [記事URL]

下腿に起こるコンパートメント症候群の治療と予防

下腿部を輪切りにすると4つの仕切りで区画に分かれていて、その各区画には筋肉・神経・血管・リンパ管などの組織が内包されています。
もし1つの区画内で筋肉の炎症が発生して筋肉が腫れて膨張すると、その区画内の内圧が高くなってしまいます。
そして区画内圧の上昇が起こると、その区画内では毛細血管が閉塞されて各組織は阻血状態となるのです。
こうして阻血状態になった各組織は機能不全を引き起こして、悪化すると壊死に至るのですが、このような過程で生じる障害をコンパートメント症候群と言います。

下腿に起こるコンパートメント症候群は、発症経過と症状で急性型と慢性型の2つに分けられます。
急性型は、骨折や挫傷などの外傷により多量の出血や腫脹が起こることが原因で、急速に区画内圧が上昇するものです。
また、慢性型の症状が悪化して急性に変わることもあって、急激に激しい疼痛や筋肉の硬直・神経麻痺などの症状が起こります。
慢性型は、スポーツ活動で過剰な運動により筋肉や筋膜が炎症することが原因で、筋肉の浮腫が起こり区画内圧が上昇するものです。
それと、繰り返される運動の結果で筋肉が肥大することが原因で、区画内圧が上昇するものもあります。
慢性型では、最初に障害を受けた区画に関連した運動時の疼痛や筋肉のこわばり感などが起こって、症状が悪化すると日常動作においても痛みを感じるようになります。
また悪化するごとに筋肉の萎縮や運動障害・夜間痛・しびれなどといった症状も出現します。

下腿に発生するコンパートメント症候群の治療としては、慢性型の初期や症状が比較的軽いもの関しては、運動を中止して安静にすることで軽快します。
多少症状の進行が見られるケースや長期化したものについては、安静にすると共にマッサージやストレッチなどの刺激を行います。
また慢性型で運動する時のみ症状が現れる程度の場合については、安静加療と運動計画の見直しなどの予防対策を行います。
ただ、日常動作でも痛みがあって筋萎縮やしびれなどの麻痺症状を有するものについては、回復までの期間が長期化する可能性が多いようです。
一方、急性型・慢性型共に疼痛や筋肉の萎縮、または神経障害の著しいものに関しては緊急的に手術を行う必要があります。
また、急性型では不可逆的な組織の壊死に至るので、処置が遅れると筋萎縮や神経麻痺などの後遺症を残して運動復帰が不能になるケースもあるのです。

このような治療をしないためにも予防することが大切で、予防方法としては下腿三頭筋のストレッチが有効です。
特に運動する前には入念なストレッチをすることが大事で、それにより筋肉の急激な炎症を防ぐことができます。
また、下腿に大きな負担がかからないように意識して運動するだけでも予防効果につながります。
軽度の慢性型は、運動を中止する・アイシングをしながら安静にする・マッサージやストレッチを行うなどの保存療法を行うことは、症状の軽減や進行の予防になります。

 

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日進市 ゴルフ肘の予防・対処

2018-06-28 [記事URL]

筋肉と腱の仕組みを知てゴルフ肘の予防・対処を

ゴルフやテニスは中高年に人気のスポーツで、ついつい練習に熱が入りすぎて肘の痛みに悩まされる方も少なくないのです。
ゴルフ肘と俗に呼ばれますが、手のひらを上に向けて伸ばした時に外側が痛くなるのが上腕骨外側上顆炎で、内側で同じ痛みが起こるのが上腕骨内側上顆炎というのが正式な病名です。
このような肘の障害は痛みが起こる場所が肘の骨の近くなので、ボールをヒットした時などの衝撃により起きていると考えられがちです。
しかし実際は、腕を曲げたり捻ったりする前腕部の筋肉が、肘関節に付着する腱の部分に炎症が起こる疾患なのです。
筋肉は年を重ねてもトレーニングで鍛えられるのですが、それに対して腱は年相応に老化が進行していくもので、これが主な原因として考えられることなのです。
またゴルフのスイングは肘の動きだけではなくて、指先から肘・肩までたくさんの関節が筋肉を介して連動することで動いています。
こうした様々な筋肉の動きが年相応に老化した肘周囲の腱に負担をかけているのです。

肘の痛みがゴルフ肘によるものなのかを病院で確認する場合は、まず腱を押して痛みがあるかチェックします。
その際には触りやすい肘の骨の出っ張っている部分を目安にします。
その他にもいくつかのテストをして、それらの結果を総合的に判断して、発症の有無を診断することになります。
ただ一般的にゴルフ肘はなかなか治りにくいですし、特に日常的に腕を使う仕事をしている人は長期化する可能性が多いのです
しかし、筋肉と腱の仕組みなどを知ったうえで、適切な予防・対処をすれば痛みを軽減することはできます。

予防法の要となるのは手首のケアで、プレーする前には上半身の準備運動と一緒に、手首や指の動きを司る前腕の筋肉のストレッチも念入りにすることです。
また、前腕の筋肉を押さえることで筋肉の瞬発的な収縮力が、腱の付着部に直接伝わらないようにしたり、スイングの衝撃吸収をしたりする目的でエルボーバンドを使用するのも予防になります。
ただし、ボールを打つ前にしめて打ち終わったら緩めておくといった使い方をするように心がけることを忘れないことです。
それからクーリングダウンも大切で、ラウンドを終了したら全身のストレッチをして、筋肉の緊張を緩め腱の負担を緩和して血行よくしましょう。
痛みがある時には肘のアイシングも忘れないようにするなど、しっかりと予防することが大事です。

ゴルフ肘の痛みにより日常生活にも支障を引き起こすようなら、整形外科を受診して診断・治療を受ける必要があります。
病院での治療としては、消炎鎮痛成分の入った貼り薬を試して、痛みが解消しないようなら内服の消炎鎮痛剤を服用します。
また強い痛みがある場合には患部にステロイド剤を注射するケースもありますが、痛みが解消することで運動を続けてしまう危険があります。
さらに腱に負担をかけて最終的に腱断裂を生じてしまうこともあるので、整形外科医と相談して治療をする必要があります。
それから長期化した場合には、医師の診察の下で理学療法士によるリハビリテーションを行うこともあります。

 

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日進市 ゴルフ腰痛の原因

2018-06-22 [記事URL]

ゴルフ腰痛の原因とスポーツの特性

趣味としてゴルフを楽しんでいる方も少なくありませんが、終わった途端に毎回のように腰が痛くなるといった悩みを抱える人も多いです。
なぜゴルフをすると腰の痛みが起こることが多いのかという原因は、ゴルフというスポーツの特性と深い関係があるのです。
野球やテニスなどの球技系スポーツと同様にゴルフは、利き手・腕を使用するスポーツですし、特にゴルフのスイングは急激に体を捻じります。
その為常に同じ筋肉ばかり酷使してしまって、体のバランスが崩れてしまい骨盤や腰椎の歪みにつながります。
その結果として、片方だけのゴルフ腰痛を引き起こすようになってしまうのです。

もうひとつ腰の痛みを引き起こす原因として考えられるのは、プレー前の準備運動不足があります。
練習場やゴルフ場でプレー前に全身の筋肉を温めたり、腰を回す筋肉・体を曲げる腹筋や背筋などのストレッチをしたりしているしょうか?
これをしっかりと行わないで急激なスイングをしてしまうと、縮こまった筋肉を引き伸ばして筋肉が傷ついて、炎症や痛みを引き起こしてしまうのです。
特に冬の寒い時期にはどうしても体が硬くなっているので、何の準備運動なしでフルスイングすることは、ゴルフ腰痛を引き起こす原因となってしまうことが多いのです。

それと共にラウンド中カートで移動する人やゴルフ場へ車で向かう人も注意が必要です。
実は、偏って使われた筋肉のバランスは、走ったり歩いたりすることにより修正することができるものなのです。
しかし、ゴルフはティーショットを打った後すぐにカートに乗って移動するので、歩くことが少ないためにバランスが修正されないのです。
また、朝早く長時間の運転(同乗)することは、血流が悪くなって腰の筋肉を縮こまらせることになり、その状態で準備運動をすることなくラウンドに出れば腰痛が悪化してしまいます。

では、このような原因で引き起こされるゴルフ腰痛は、どのようにして予防したら良いのでしょうか?
予防方法の1つ目は、通常スイングする方向と逆に素振りをすることです。
プロゴルファーもスイング後に反対の素振りを繰り返している人がいて、これは左右対称性や体のバランスを意識して行う動作なのです。
つまり反対の素振りをすることで偏っていた筋肉を修正して、バランスを調整しているのです。
これはアマチュアにもおすすめで、練習後やティーショットなどで待っている時に、反対の素振りを心がけると良いです。

もうひとつ大事な予防方法につながるのは、筋肉が温まってからフルスイングすることです。
具体的には、練習前やラウンド前には必ずストレッチをして、腰や全身の筋肉を十分に緩めて、筋肉が温まった状態でスイングするのです。
それと共に、足腰が冷えると腰の痛みが出やすくなるので、腰を温めることも腰の痛みを予防することにつながります。
特に冬場のゴルフは冷えとの戦いにもなるので、しっかりと防寒対策を行って足腰を冷やさないことが予防には欠かせません。
それから体の歪みや捻じれを治すことも大切で、整体院や整骨院で筋肉を調整し骨の歪みを改善することも予防につながります。

 

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