日進市 ヘルニアと腰痛
2017-01-10
ヘルニアは、病名です。
ちゃんとした病気なので、早期発見、早期対策が必要です。
【ヘルニアって?】
椎間板ヘルニア、という言葉をよく耳にしませんか?
これは、腰痛の痛みと同時に神経が圧迫されて、しびれも同時に起こるなどの症状が特徴的。
ただ、腰痛とヘルニアは、同じ腰の痛みには変わりありませんが、発生のメカニズムは全く違います。
筋肉などが原因となる腰痛と違い、ヘルニアは、腰椎椎間板が本来の位置から突出して、神経を圧迫している状態です。
腰周辺には、脊髄中枢神経や末梢神経が通っているので、椎間板が突出することで、これらの神経を圧迫し、機能を阻害します。
・椎間板とは
腰は、椎骨と呼ばれる骨の組み合わせで構成されています。
複雑な動きをスムーズにするため、椎骨と椎骨の間にクッション性の椎間板という組織が挟まれるように存在しています。
椎間板は、動きをスムーズにするだけでなく、腰にかかる衝撃を和らげるなどの役割りもあり、腰にかかる負荷が軽減されます。
ただ、椎間板は、さらに髄核と繊維輪と呼ばれる組織で構成されており、中心にある髄核などもクッション性の役割りを果たすなどさまざまな働きによって、私たちの腰は、滑らかな動きを可能にしているのです。
ヘルニアとは、この大事な椎間板があらゆる原因で、正常な機能を果たせず、神経を圧迫することで起こります。
【ヘルニアってなぜしびれが起こるの?】
ヘルニアには、腰痛にない症状「しびれ」があります。
その招待は、脊椎の神経を圧迫していることが原因です。
脊髄の神経には、背骨を横に伸びるように脊髄中枢神経という太い神経が通っています。
さらに、脊髄中枢神経から枝分かれした神経が抹消神経です。
しびれは、ヘルニアが起こる部位(椎間板が突出する部分)によって、しびれが起こる部分も違います。
例えば、ヘルニアが神経を圧迫する程度が低い場合は、お尻や太ももにしびれとして影響が及びます。
また、脊髄中枢神経を圧迫するようにヘルニアが起こると、左右の末梢神経に同時にしびれが現われます。
【どんな症状?痛みは?】
ヘルニアは、突然激しく痛みだす腰痛と、下半身のしびれが同時に起こります。
筋肉の炎症のように近い部分で原因があるのではなく、体の中で起こっているため、自分でどうにかしようにも手はありません。
ただ、腰痛に対する治療はさまざまな方法で、ケアできますので、諦めずに整体院、接骨院等でご相談ください。
また発症後3日は、安静が必要です。
筋肉の炎症を抑えるため患部を冷やすのは、おススメ。
熱をおびえている炎症が治まるまでは、入浴等は、極力控えましょう。
痛みが和らいできたら、冷やすのをやめ、できるだけ早めに詳しい検査を受けてください。
それでも、原因が特定できなかったり、思うな治療効果が期待できない、痛みがなかなか取れないという場合は、整骨院、整体院等も視野に入れ、あらゆる治療法をお試しください。
【手術は回避できない?】
ヘルニアは、絶対手術が必要?
と、思っている方も多いでしょう。
しかし、手術をしても再発して、また痛み出す、という事は、珍しくありません。
つまり、必ずしも手術だけが良いというわけでもないということです。
それぞれの症状によって、手術の必要性は全く違いますが、どうしても手術を避けたい、という場合は、保存療法等で症状の改善も期待できますので、まずは、しっかりと自分の症状に向き合い、あらゆる治療を試した上でご判断ください。
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