日進市 モートンを防ぐ
2017-07-29
足にしびれや痛みがあった場合、モートンを疑いましょう。
ここでは、あまり知られていない「モートン」について説明します。
【モートンって?原因は何?】
足裏の指の間の痛み、しびれ、腫れや感覚以上などを発生させるものに、モートンという病気があります。
原因としては、以下のことが考えられます。
・原因1「窮屈な靴、サイズの合わない靴」
例えば、自分の足の形やサイズが合わないのに、ヒールや靴を長時間はき続ける方がいますが、大変危険です。
中でも高いヒールの場合、サイズがぴったりでも足指の付け根を支点として体重をかけるため、その部分の神経を刺激しやすく、神経腫を作ります。
これが足の痛みを引き起こすモートンの原因となります。
・原因2「足先にかかる衝撃」
足に強い衝撃を受けると神経を傷つけモートンになるリスクが高まります。
一度に強い衝撃をうけるよりも、毎日少しずつ受けるほうが、モートンを引き起こしやすいため、例えば、運動にそぐわないシューズを履き、それでジョギングをしている方、歩き方が悪く、日々足に衝撃を受けている方などは要注意です。
・原因3「足の形が悪い、もともとの足の形」
開帳足は、モートンになりやすいといわれています。
開帳足とは、足裏のアーチが崩れ、上からみると、足がつぶれているように左右に広がっている状態です。
すると、足にかかる衝撃を緩やかに受け止めることができず、足の神経が歩くたびに圧迫され、しびれや痛みを生じやすいのが特徴。
さらに、足指の第一関節が曲がった状態になるマレット指も同様にモートンへのリスクが高まります。
マレット指は、ヒールを履いている時と同じように、神経を圧迫するため、大変危険。
・原因4「外傷による炎症」
摩擦、外傷で、炎症を起こすとその周辺が腫れて、神経を圧迫するため、モートンになることが多いといわれています。
【足裏のアーチとモートンの関係】
足の裏、というのは、本来きれいなアーチを描いています。
アーチがあることで、歩行時の足にかかる衝撃を緩やかに受け止めることができるのですが、アーチが崩れている場合、衝撃をダイレクトに受けてしまい様々なリスクが考えられます。
開帳足や偏平足のような足で、地面に足裏がピタッとついてしまう状態です。
また足裏の筋肉が硬く、柔軟性が弱いことから、衝撃を上手に受け止めることができず、足裏が疲れやすく、むくみなどを引き起こしやすいのも特徴。
【モートンを防ぐには?日常でできる対処法】
モートンを防ぐには、上記の問題点を一つ一つクリアにしてください。
まず、自分の足のサイズ、形にあった靴を選ぶことは基本です。
特に、女性に多いヒールでの長時間の歩行やたち仕事は、足先に負担をかけてしまうので、モートンは避けられません。
どうしてもヒールの高い靴を履くことがある場合は、帰宅後、足裏をしっかりマッサージしたり、整体や整骨院等でメンテナスを受けることをお勧めします。
その他、開帳足や偏平足についても整体や整骨院でも対応できます。
自分で対処する場合は、入浴時やお風呂上りなどに、足裏を丁寧にマッサージするなど筋肉をこりをほぐすようにしましょう。
また足裏のアーチの崩れを改善するため、正しい歩行の仕方、足裏の使い方などを意識したり、インソールや専用のシューズを取り入れるのもお勧めです。
日進市 モートンを防ぐさい。