日進市 部位別のヘルニアについて
2017-05-21
ヘルニアとは、脱出、という意味を持ち、本来の場所から組織の柔らかい部分が脱出することで、その周辺にある神経を刺激して、痛みや違和感、しびれを伴う症状を言います。
ここでは、部位別のヘルニアについて紹介します。
【ヘルニアとは】
何かしらの原因で、圧迫された臓器が、本来の位置から脱出してしまうのがヘルニア。
例えば、鼠径ヘルニアの場合、腸が腹圧に耐え切れず足の付け根部分の膜を破り脱出した状態です。
部位別で名称が異なります。
ヘルニアの原因は、弱い部分が何かの圧に耐え切れずに本来の位置からはみ出すことが原因です。
私たちの体は、それぞれの場所で区分されており、そこには膜や筋肉が形成されています。
しかし、区分するために張られた膜や筋肉に弱い部分があると、強い圧力で破られ、区分されていたものが飛び出します。
では、なぜ、膜や筋肉が弱くなってしまうのか?
原因は、色々とあります。
例えば、その部分を強く打ってしまい、膜そのものにダメージが及んでしまった場合。
また、加齢で、筋肉や膜の状態が弱くなることで、些細な圧に耐えられず脱出する場合。
長年の酷使で、筋肉や膜が弱くなっている場合、などです。
【ヘルニアになりやすい人って?】
筋肉や膜が破られる事で本来の位置から臓器が突出するのがヘルニア。
となると、筋肉や膜が未発達な赤ちゃんは、ヘルニアになりやすい傾向にあります。
また、赤ちゃんは、外傷にも弱いので、あらゆる事が原因でヘルニアになる可能性が高いと判断できます。
続いて、デスクワークや運動不足が気になる場合もヘルニアへのリスクが高まります。
運動不足は、筋力の低下をまねくのと同時に、肥満による圧迫が常にかかっている状態なのでヘルニアになりやすいのが一般的。
さらに、椅子に長時間座り続けると、椎間板への負担は深刻で、椎間板ヘルニアになりやすくなります。
その他、加齢で腹膜や横隔膜、胸膜や筋力の低下が心配な高齢者、以前に打撲をした、外傷がある、などの場合も注意が必要です。
【ヘルニアって対策できる?】
ヘルニアはすぐ手術が必要と思っている方も多いようですが、症状によっては、整体や整骨院の施術とセルフケアでコントロールする事も可能です。
そのため、手術をどうにか回避したい、と考えている方は、一度お近くの整体、整骨院でご相談ください。
また、ヘルニアは、事前の対策で予防は可能です。
例えば、加齢や運動不足等で、弱まる筋肉の質を強化するための運動は、不可欠。
日頃から適度に運動をすることによって、肥満防止にもつながり、ヘルニアへのリスクが大幅に軽減できます。
長時間同じ姿勢で過ごすデスクワークの方は、特に腰や背骨、首への負担と圧迫、運動不足などあらゆる原因でヘルニアのリスクが高くなるので、少しずつでも運動を取り入れるようにしましょう。
お勧めは、歩く、事です。
1日1時間程度のウォーキングが最適ですが、時間がなかなか作れないという場合は、通勤、帰宅時のちょっとした時間を上手に活用しながら、とにかく歩く、という運動を取り入れるといいでしょう。
歩く際は、ダラダラと歩かず、姿勢を正しくし、腕を大きく振りながら、リズムよくやや早めに歩くのがポイント。
呼吸が少し上がる程度のウォーキングなら、1日30分程度でもかなりのヘルニア対策が期待できます。
またダイエットや美容にもお勧め。
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