日進市 シンスプリントを起こしやすい
2018-07-29
脛骨の内側の圧痛を引き起こすシンスプリント
ランニング・ジャンプ・ターン・ストップなどの動作をスポーツ時に反復することで、ふくらはぎの筋肉の内側後面に疲労が起こってしまいます。
これにより筋肉が硬くなって伸展性が低下すると、筋肉の牽引により脛骨の骨膜に炎症を生じてしまいます。
これがシンスプリントという疾患で、過労性脛部痛とも呼ばれていて、主な症状は歩行・ランニング時の痛みと脛骨の内側の圧痛です。
発生する原因としては、スポーツによる反復動作による負担なので、練習量が多くなれば危険が増えます。
また、単に反復動作による負担だけではなくて、偏平足・回内足など足の形状も脚に負担がかかりやすくなるので原因につながります。
それから、固い地面を走ったり極度にすり減った靴や性能の悪い靴を履いたり、筋力が弱い・バランスが悪いなどといったことも原因になりますし、これらが複数絡み合って発症します。
このような原因から考えてシンスプリントを起こしやすい人の特徴としては、走るフォームが悪い人が考えられます。
膝の回内回外がある、足首の回内回外がある、脚全体を使って走ることができなくて足首の動きだけで走ろうとするなどが、正しいフォームで走れない要因です。
また、スネ周辺・ふくらはぎの筋肉が硬い人も起こしやすく、筋肉が硬いと動きが悪くなったり、衝撃を吸収しにくくなったりします。
筋肉が硬くなる要因としては、ウォーミングアップやストレッチをおろそかにしている、前屈ができない、骨盤が後傾しているなどです。
特に、急に走り出すと発症しやすくなるので、ウォーミングアップやストレッチをおろそかにしている人は注意が必要です。
走り出す前に十分ウォーミングアップ・ストレッチをして、走り出しはスローペースで血液循環を促すようにするよう心がけることが大事です。
10代の成長期は短期間で大きく体形が変化しやすい時期で、この急激な体形の変化も症状を引き起こす要因になります。
この成長期に今までと同じような練習をしていると、体格が大きくなった分だけ負担も大きくなってしまうので注意する必要があります。
ちなみに、女子の場合は3kg程度体重が増えると何かしらの障害を引き起こす傾向が高くなると言われています。
シンスプリントを発症後にできる限り早く競技復帰をするためには、適切な対処を心がけることが大事です。
まず、痛みが治まるまでは練習を休むことで、我慢しながら練習を続けると慢性化や重篤化の可能性が高まります。
痛み止めの薬を使用したり、アイシングをしたりして痛みを取り除くことも大切です。
ただアイシングで痛みが引いたらそのままにしないで、温めて血行循環を良くすることも重要です。
自分でマッサージをして筋肉を柔らかくすることも大切で、ストレッチポールを使用してスネ周辺に圧をかけると効果的にマッサージできます。
それと共にスネをはじめ足先からお尻までの下半身をじっくりストレッチして、筋肉を温め柔らかくすることも効果的です。
水泳・自転車・クロストレーナー・タオルやチューブを使用したトレーニングなど、足底に負担のかからないトレーニングをするのもおすすです。
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