日進市 多くの方が悩まされる「産後の尿漏れ」
2016-10-08
「妊娠・出産後は尿もれになりやすいのですか?」
「尿漏れは、高齢で出産すると起こりやすいのでしょうか?」
「出産すると骨盤周辺の筋肉が緩み尿漏れしやすくなると聞きますが、
対策方法はないのでしょうか?」
「産後尿もれがあります。
骨盤底筋を鍛える運動をしたら良いと聞いたのですが、
どのような方法があるのでしょうか?」
産後の尿漏れに悩まされているお母さんは、少なくありません。
なぜ「産後の尿漏れ」が起きてしまうのかというと、
妊娠前と産後の骨格の違いが深く関係しています。
出産時に赤ちゃんがスムーズに産道を通れるように
「リラキシン」というホルモンの働きで、
骨盤に含まれる仙腸関節と恥骨の結合部分が緩んだ状態になって、
産後の骨盤は緩み大きく開いています。
骨盤が大きく開くと、深会陰横筋・尿道括約筋・肛門挙筋・尾骨筋からなる
骨盤底筋が緩んで、緩み自分の意思で尿道を閉めることが
難しくなってしまうのです。
そこで対策方法としては、
緩んでしまった骨盤底筋を鍛えることが大切になります。
しかし、骨盤に歪みがあったり痛みがあったりすると、
効果的に鍛えることが難しいので、
まずは整体やカイロプラクティックで骨盤を調整する必要があります。
また、産後の骨盤矯正を行なうことで、
骨盤底筋の筋力が発揮しやすい状態にすることにもなるので、
場合によっては骨盤庭筋を引き締めれば、
トレーニングなしで症状が改善することもあります。
いずれにしても整体などで産後の骨盤を調整することをおすすめしますし、
整体院で尿もれに効果的なエクササイズなどのアドバイスを
受けると良いでしょう。
また、正しい骨盤底筋の使い方を理解することも大切なポイントで、
骨盤底筋を使っている感覚を理解する方法としては、
排尿中に尿を途中で止めてみることで、
感覚が分かるまで数回練習してみると良いでしょう。
肛門を締めるようなイメージで、筋肉を意識して練習をすると良いようです。
あと日常の注意点として知っておいてほしいことは、
パン・チョコレート・アイスクリームなど、
トランス脂肪酸を多く含む食べ物を食べると頻尿や尿漏れになりやすいです。
また、体が冷えると臀部や鼠頚部が凝って頻尿になりやすいですし、
便秘をすると、膀胱を圧迫したり骨盤底筋に圧力がかかったりして、
尿漏れしやすくなります。
体重の増加も膀胱や骨盤底筋に圧力をかけてしまうので注意するなど、
「産後の尿漏れ」を早めに解消するために日常生活にも気をつけましょう。
ボディバランスラボ大樹では、骨盤矯正コースの中で、
骨盤周りの筋肉を鍛える運動も指導・実践しています。
4回のコースを終える頃には、
多くの方が骨盤が締まったまま維持できる筋力を得ている状態になります。
コース終了後も、自宅でできる骨盤トレーニング法もお教えしているので、
尿漏れにお悩みでしたら、ぜひ一度お越しになってください。