日進市 脊柱管狭窄症と診断
2016-11-20
脊柱管狭窄症と診断されたら、「手術をしなければ・・・」と少しだけ怖くなりますよね。
ただ、症状やタイミングによっては、手術以外の方法で、痛みを緩和したり、症状の進行を抑えることができます。
今回は、脊柱管狭窄症についてまとめてみました。
早めに正しい対処がとれるよう十分な知識を得ておくようにしましょう。
【脊柱管狭窄症とは】
何かしらの原因で、脊柱管が狭くなる病気です。
脊柱管の中には、神経が通っています。
管が狭くなるとその神経を圧迫するので、腰痛やしびれといった症状が起こります。
脊柱管狭窄症は、若い人から高齢者まで年齢性別問わず確認されています。
ただ、骨の老化、組織の劣化等が進む高齢者に多く発症する傾向がありますので、特に注意が必要です。
【脊柱管狭窄症の主な症状について】
・間欠跛行(かんけつはこう)
脊柱管狭窄症の主な症状として、間欠跛行があります。
これは、下半身がしびれ重くなることで、長時間あることが難しくなります。
ただ、少し休憩するとまた再び歩けるようになることを言います。
継続して歩ける時間は、2分から10分程度と個人差がありますが、あまり長く歩き続ける事はできません。
しかし高齢者の多くは、長く歩けないことを「歳のせい」と思い込んでしまうため、症状に気づくことができません。
この時点で気づく、早めに対処できれば、日常生活に支障なく過すことができます。
・前かがみには「楽」
脊柱管狭窄症は、腰を反らせたり、腰がのびている状態で痛みが激しくなります。
逆に前かがみの状態になると、神経の圧迫が回避されるため、一時的に楽になります。
高齢者に押し車やカート、自転車が多いのは、コレが一因といえます。
【症状の違い】
脊柱管狭窄症は、どの神経が圧迫されるかによっても症状の出方に違いがあります。
例えば、神経根が圧迫されると、腰から足にかけて、痛み、痺れが現れます。
また、馬尾が圧迫されると足の痺れや麻痺に加えて、脱力感、排尿障害などが起こります。
その他、会陰部の灼熱感なども主な特徴です。
神経根よりも症状が重くなります。
さらにこの2つの神経が同時に圧迫される方もいます。
【脊柱管狭窄症の原因と予防法】
中高年以降に多いことから骨の老化、いわゆる加齢が原因です。
しかし、若い頃から不良姿勢や生活の乱れ、体の歪み、体に負担をかける重労働をしている、などの場合はそのリスクを高めるので、早めに予防しましょう。
中でも体の歪みは、脊柱管狭窄症だけでなく、さまざまな体調不良の要因となります。
整体では、あらゆるタイプの体の歪みに対応していますので、気軽に相談してください。
今すぐできる方法としては、
・すでに痛みがある方
背中を反らせたり、立ちっぱなしで背中を伸ばす動作で痛みが増すので、できるだけ症状が出にくい姿勢をとるようにしましょう。
椅子に座る際には、体の前にクッションをおき、前かがみの姿勢を作りましょう。
歩く際には、カート、手押し車、杖などを用いるのがベストです。
その他、就寝の際には膝の下等にバスタオルを挟むだけで、腰の反りに対する負担が軽減できます。
・早めの予防
若いうちから脊柱管狭窄症の予防を取り入れたい方は、適度な運動、筋トレがおススメです。
ただし、いきなり運動を取り入れると逆効果になる可能性が高いので、体への負担が少ない水中ウォーキングや1日30分程度のウォーキングから始めるようにしてください。
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