日進市 股関節かいはい制限の原因
2017-08-01
股関節かいはい制限について説明します。
【股関節かいはい制限って?】
足の開きが悪い、股関節が動きにくい・・・。
そんな風に感じたら、股関節かいはい制限を疑いましょう。
しかし、その場合、マッサージがいいのか、ストレッチをするべきなのか、逆に何もせず、安静にした方がいいのか、手術しなければいけないのか、など、あらゆる不安を抱えるかも知れません。
特に、赤ちゃんに多く見られるため、ママは、すごく不安になることでしょう。
でも大丈夫です。
股関節かいはい制限は、小股の開きが悪い状態を意味し、股関節脱臼がある場合が多いですが、必ずしもそれと結びつくわけではありません。
現在、股関節脱臼は、1000人に1人ほどの割合で発症し、女児に多く見られます。
男児に比べて、女児の発生率は、7倍以上と非常に高いことも分かっています。
【股関節かいはい制限の原因は?】
最も多い原因は、癖です。
例えば、赤ちゃんの場合、右への「向き癖」が強くなると、原始反射的に左足が伸びた状態が続きます。
すると、左の股関節が動きにくくなる、という状態が発生しますが、これは向き癖を治すことで、自然と改善できますので、日頃から赤ちゃんの動き、癖などをよく観察することで改善できます。
ただ、それでも股関節かいはい制限が続けば、レントゲン検査などで脱臼の有無も確認しながら、検査を進める必要がありますので、半年を目安に定期的に検査を受けるようにしましょう。
治療については、装具を用いて、固定するなどが行なわれます。
【その他注意する事】
股関節かいはい制限は、生後3,4ヶ月の乳児健診で発見される事が多いのですが、その場合、先天性の股関節脱臼の可能性もあります。
大腿骨の一番上の部分の骨頭が関節からはずれている状態で、発育過程で脱臼するのがほとんどです。
赤ちゃんの場合、両膝と股関節をカエルのように曲げるのが自然な形ですが、脚をまっすぐに伸ばす力が加わることで脱臼する恐れがあります。
最たるものが「おむつ」
おむつは、両足がM字に曲がり、足を自由に動かせるものでなければ、いけませんが、動きが悪く、足を窮屈に締め付けたりする場合、赤ちゃんが足を伸ばすようになり、脱臼する恐れがあります。
また、おむつの交換時に、赤ちゃんの両足を伸ばしながら持ち上げるママも多いようですが、のびた状態で固定すると、股関節かいはい制限から脱臼する事があります。
次に、抱っこ紐でも股関節かいはい制限から脱臼を起こすリスクが高くなります。
赤ちゃんを正面から抱っこすると両膝と股関節がM字になりますが、背中で負ぶったりすると足がまっすぐに固定される時間が長くなるため、股関節かいはい制限から脱臼する可能性が極めて高くなります。
最後は、上記でも記載した「向き癖」です。
寝ているときに向き癖が強く見られる場合も、意識的に身体の向きを変えるように注意しましょう。
タオルやマットを使って、反対の足が外側に開きように工夫してください。
股関節かいはい制限について、不安のある方は専門医師速やかに相談するようにしましょう。
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