日進市 指関節捻挫と骨折、打撲などの違い
2017-08-11
指関節捻挫は、運動や仕事などのシーンでよく見られるトラブルの一つですが、日常生活の何気ない動作でも起こりうる可能性が極めて高いので、万が一の場合、正しい対処ができるよう、この機会に指関節捻挫について理解を深めておくといいでしょう。
【指関節捻挫とは】
指に強い衝撃が加わることが原因となる外傷の一つで、主にスポーツなどのシーンでよく発生します。
ただし、指関節捻挫と思っていた症状が、実は、腱や靭帯の損傷、脱臼や打撲、骨折という可能性もありますので、安易に判断するのが禁物。
少しでも痛みを感じたら、まずは病院で詳しく検査を受けるようにしてください。
指関節捻挫の一般的な対処法しては、RICE(ライス)。
RICEとは、Rest(安静、Compression(圧迫)、Elevation(高挙)4つの頭文字をとった言葉で、捻挫の際の応急処置として最適。
安静にして患部を動かさない、腫れを防ぐための冷やしたり圧迫する、心臓よりも高く上げることで炎症や腫れを防ぐ、等によって、早期回復への初動となります。
RICEの注意点としては、患部の感覚がなくなるまで冷やすと効果的ですが、冷やしすぎはまた禁物なので20分程度を目安に、冷やす、休むを繰り返しましょう。
また患部を揉み解したり、引っ張るのもNG。
指関節捻挫は、痛みがあっても、目に見える外傷がほとんどない事から安易に考えて対処する場合が多いですが、単なる捻挫ではなく、骨折などの疑いも考えながら基本的な応急処置を正しく行ないましょう。
【大事をとってしばらくは安静に】
指関節捻挫を1日でも早く治すには、なによりも安静が一番です。
しかし、手は、日常生活において、必ず使用する部分であることから安静にするのが難しい場合もあります。
そのため、激しい運動は避けつつ、装具やテーピングなどを用いて、できる限り動かさないように気をつけてください。
テーピングの方法等については、スポーツ障害専門の整体や整骨院でも対応していますので、お気軽に相談ください。
また、整体や整骨院では、少しでも早く痛みを取り除いたり、症状の回復を目指した施術も実施しています。
【指関節捻挫と骨折、打撲などの違い】
指関節捻挫と思っていたのに、実は骨折や打撲だった、という可能性も十分考えられますので、以下の症状がある場合は、捻挫以外の病気や外傷を疑いましょう。
■打撲
打撲とは、転んだり、モノに強くぶつかった際、手をぶつけて、筋肉が損傷した状態を言います。
また傷口がないのも打撲の特徴。
安静にしていると、自然に改善しますが、筋肉が損傷しているため、はれたり、赤くなったり、あざになる事もあります。
■骨折
大きな力が手に加わることで、骨が折れたり、ヒビが入るのを骨折といいます。
指関節捻挫や打撲とは違い、かなり痛みを感じるのが特徴。
また骨折の時、骨が折れるような音が聞こえたり、指や手を動かせなくなるのが一般的。
場合によっては、手が目で確認できるように変に曲がっている事もあります。
骨折を放置しても、自然治癒力によって、治りますが、変形した状態で固まるため、多くの場合手術が必要となります。
これらの事からも、すぐに病院で詳しく検査し、正しい処置を受けるようにしましょう。
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