日進市 変形性ひざ関節症の痛み
2017-10-03
変形性ひざ関節症とは、ひざの軟骨がすり減り、骨が変形し、痛みを感じるひざ関節の病気です。
【変形性ひざ関節症とは】
ひざ関節には、スムーズなひざの動きをサポートするひざ軟骨や半月板があります。
しかし、これらの組織は加齢とともに、その機能が低下し、少しずつ劣化。
すると、ひざ関節を構成する骨と骨がすりあうようになり、その結果、痛みが発生します。
それが、変形性ひざ関節症です。
国内の患者数は、現在1200万前後とも言われており、多くの方が変形性ひざ関節症の痛みで悩んでいます。
中でも40代以降の女性が多く、高齢者では、男性の約4倍が女性といわれています。
【変形性ひざ関節症の原因は?】
主な要因は、加齢や運動不足による筋力の低下や肥満などが考えられます。
加齢によって、ひざ関節を構成する骨が劣化することで、本来の機能が損なわれ、痛みを発生する場合と、標準体重の増加によって、ひざ関節に必要以上の負荷をかけることでひざ関節組織に大きなダメージを及ぼすなどがあります。
さらに、運動不足により、筋力が低下すると、ひざ関節を十分に支える事ができずに、加齢とともに変形性ひざ関節症を発症しやすいというリスクがあります。@
その他、女性に多く見られるのは、男性に比べ、筋力が弱い、筋肉量が少ないなどの要因にくわえ、女性ホルモンの乱れにより骨粗鬆になりやすくその結果加齢とともに、変形性ひざ関節症になりやすい傾向にあるのです。
【症状の進行について」
変形性ひざ関節症は、大きく5つの段階で進行します。
初期では、自覚症状があってもレントゲン検査でその異常を発見するのが難しいのが一般的。
ただ、一時的なひざ関節のこわばり、痛みや動かしにくいなどの可動域の制限等があります。
症状が進行し、中期になるとレントゲン検査で、軟骨の摩耗が確認できます。
またひざ関節の動きがさらに悪くなることから正座ができない、座った状態から立ち上がる時に強い痛みを感じる、階段が痛みで上れない、等の症状があります。
進行がさらに進むと最終的にひざ関節を構成する軟骨がほとんど失われ、日常生活にも大きな支障をきたします。
高齢者の場合、これを機に寝たりきりになったり、外出ができず、認知症になる可能性も高いため、早めに変形性ひざ関節症について理解し、予防につとめるようにしましょう。
【日常生活で気をつける事は?】
肥満や運動不足による筋力の低下、ひざに負担をかけるなどの生活習慣が変形性ひざ関節症のリスクを高めるので、まずは、適度な運動を取り入れるようにしましょう。
ただし、すでにひざ関節に痛みを感じる方や、少しでも違和感を覚えている方は、無理をせず、まずは、詳しい検査を受ける事をおススメします。
また自己判断で行なうと症状が悪化する可能性も高いので、整体や整骨院等で自宅でも出来るケア方法などを指導してもらう事も必要です。
その上で、まずは、ひざ関節周辺の筋力をつける運動を行ないましょう。
毎日のウォーキングなどもおススメですが、だれでも簡単にできるのが、大腿四頭筋を鍛えるストレッチです。
仰向けになります。
右足を軽く持ち上げます。
このとき、ひざを曲げないよう注意しましょう。
30度ほど床から持ち上げたら、つま先をすね側にそらすようにして、10秒キープします。
ゆっくり元に戻し、左も同じように繰り返し左右10回の2セット行ないましょう。
毎日続けることで、個人差はありますが、半年頃から効果を実感できます。
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