日進市 仙腸関節炎の原因
2017-02-28
骨盤の歪みが根本原因で発症する仙腸関節炎
椅子に座るとお尻が痛い、腰痛があって病院を受診したけど原因不明と言われた、鼠径部の奥が痛いなどの症状があるという方もいるでしょう。
そのような時は仙腸関節炎の可能性も疑ってみることも必要で、どのような状態のことをいうのか、どのような症状があるのか、原因は何なのかなどを知っておくと参考として役立ちます。
左右の腸骨と真ん中の仙骨及び尾骨によって骨盤は形成されていて、前方は恥骨結合で後方は仙腸関節でつながっているのです。
その骨盤を体の土台として安定させるために、仙腸靱帯が仙腸関節を前と後から強力に固定しているので大きく動くことはありません。
しかし、腰や股関節の動きによって左右の腸骨が前後に傾いたり、外側に開いたり内側に閉じたりします。
このように仙腸関節を固定している仙腸靱帯や関節包が何らかの要因によって、挟み込まれたり引き伸ばされたりすると痛みや炎症を起こします。
この状態を仙腸関節炎というのです。
主な症状は、腰や左右のお尻より少し上にある骨のどちらか一方がピンポイントで痛みます。
また、先にも触れましたが椅子に座るとお尻や腰の痛みが強くなることや、鼠経部の奥の方が痛むといったケースもあります。
そして症状が酷くなると、患部と同じ側のお尻・太ももの裏・ふくらはぎに坐骨神経痛と同じ痛みやしびれが発生する可能性があります。
これは靱帯が引き伸ばされたことで不安定になった仙腸関節を安定させるために、梨状筋が過緊張してすぐ下を通っている坐骨神経を圧迫するから起こるのです。
仙腸関節炎の原因としては、腰を曲げたり捻ったりして過度の負担が仙腸関節にかかったことと考えられていて、それにより痛みや炎症を起こします。
しかし本当の原因は、それ以前に間違った座り方や立ち方、妊娠・出産などにより骨盤が歪んで、仙腸靱帯や関節包が挟みこまれやすくなっていたり、引き伸ばされやすくなっていたりすることです。
つまり根本原因は生活習慣などによる骨盤の歪みといえるのです。
病院での治療ですがレントゲンやMRI検査では異常が見つからないので原因不明とされてしまいがちです。
その為一般的には、消炎鎮痛剤が処方されて電気による治療が行なわれる程度で、痛みが強い時には痛みをもたらしている仙腸靱帯や仙腸関節内に局所麻酔を直接注射するブロック注射を行なうこともあります。
また、コルセットやゴムベルトを装着させて痛みを抑えることもあります。
ただ先にも触れましたが骨盤の歪みが原因ですから、病院での治療だけでなく整体や整骨院での治療も考えてみると良いです。
治療院によって施術の内容は違うでしょうが、痛みの原因になっている仙腸関節を矯正して仙腸靱帯や関節包を元の正常な状態に戻します。
また歪みに関係している筋肉や筋膜を元の正常な状態に戻して、骨盤矯正後の正常な状態が維持できるようにもしていきます。
仙腸関節炎は正しい診断と適切な治療を実施すれば治るので、早い段階で病院や治療院を受診して悪化しない前に治療することです。
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