「産後うつ」に関する様々な疑問・質問
2016-09-23
近年、産後のうつ症状で悩む女性が増えてきているようで、
「薬を飲まないで治すにはどうすれば良いでしょうか?」
「産後のうつ症状にならないためにはどう対策するの?」
「産後の憂欝な気持ちはなぜ起こる?」
といった疑問や質問も多く見かけます。
また、
「やっと授かった子ですが産む資格がなかった。私は母親失格。
と自分を責めて、とにかく涙がでます。これは産後うつでしょうか?」
といった質問もあります。
そこで、「産後うつとは?」「原因は?」「主な症状は?」などと共に、
「どう対策する?」「治療は?」などについても紹介します。
まず「産後うつ」というのは、
出産後のホルモンバランスの激変が原因で、
感情がコントロールできない状態になることで、うつ病と同じ病気のひとつです。
主な原因としては、
出産により母体の女性ホルモンが減少する変化についていけずに、
体と精神のバランスが崩れてしまうことですが、
詳細な原因は生活の劇的な変化などそれぞれの立場や環境で様々考えられます。
症状としては、涙もろくなる・理不尽ないらだちを感じる・
子供をかわいいと思えなくなる・自暴自棄になる・
周囲の些細な言葉に傷ついてしまうなど様々です。
では、産後のうつ状態に陥らないためにはどう対策すると良いのでしょう。
まず知っておいてほしいことは、
産後にうつ状態になりやすい人は完璧主義タイプの人が多いと言う点です。
妊娠・出産と言った大仕事を成し遂げたのですから疲れていて当然ですし、
初めての育児は慣れていなくて当然で、何ひとつ自分を責める必要はないのです。
ですから、生まれた子供と共に成長していくのだと考えて、
楽な気持ちで育児に取り組むことが基本的に大事なことです。
しかし、産後のうつ状態になってしまったらどうしたら良いのでしょう。
まずは、ひとりで抱え込まずに夫や家族に悩みを打ち明けることが大事で、
それにより周囲の理解や協力が得られると心が軽くなります。
また、産後のうつ状態は産後数週間~3ヶ月がピークと言われていて、
それを過ぎると改善してくることもあるので、
「今は休むことが仕事」と言い聞かせることも改善への近道になるでしょう。
ただ、どうしても憂うつや自己否定感、頭痛やだるさと言った症状が続く時は、
れっきとした病気なのですぐに心療内科へ行くことが大切です。
重症になると入院が必要になる可能性もあるので、
早めの対策が大切ですし、長引くと赤ちゃんにも悪影響を及ぼしてしまう
可能性もあります。
あと、内臓の働きを正常にして血流や脳脊髄液の流れを良くすると、
自律神経の働きが改善されて全身の機能が整って
ホルモンバランスも正常になる可能性があります。
自律神経にアプローチすることで自己治癒能力がアップするので、
疲労の回復も早めることができます。
整体により体のバランスを整えることで、
自律神経の働きを改善しホルモンバランスを、
整えていくことができるといわれています。
整体の施術を受けることも改善策として考えてみるのも良いかも知れません。