◆日進市 「産後の腰痛」は早めに対処を◆
2015-12-05
当院にお越しになる産後のお母さんの、
悩みのひとつとして挙げられる、「腰痛」。
痛みで寝返りが打てなかったり、
お布団から起き上がることが困難だったり、
それでも、赤ちゃんを抱っこしなければならなかったりで、
お母さんは体を休める暇もないくらい大忙しなので、
腰の痛みもなかなか改善せず、といったケースが多く見られます。
当院では、こうした産後の腰痛でお悩みのお母さまには、
徹底した「骨盤矯正コース」をオススメしています。
なぜなら、産後の腰痛の原因は、
「骨盤の歪み」がもとになっていることがほとんどだからです。
妊娠すると、胎児の成長と共に骨盤は開いていきますし、
出産時には赤ちゃんが、スムーズに通れるよう、最大限に開きます。
開いた骨盤は、出産後に自然と閉じていくものですが、
妊娠前の生活習慣や、姿勢の癖などによっては、
骨盤が正しい位置に戻りにくくなってしまうこともあります。
そうした骨盤の歪みや開きが、腰痛の原因になるのです。
またもうひとつの原因としては、「血行不良」も挙げられます。
本来、人間の体は、
しっかりと栄養と酸素が含まれた血液が正常に循環することで、
自然に健康な状態を保つ仕組みになっています。
しかし、赤ちゃんの誕生は、
お母さんのこれまでの生活環境やリズムを激変させます。
場合によっては、その大きな変化が、ストレスになることもあるでしょう。
そうなると、自律神経に悪影響を与え、血行が悪くなってしまうのです。
血流が悪くなると、栄養状態が悪くなったり、酸素不足になったりして、
腰の痛みの改善が遅れてしまいますし、悪化の原因にもなりえます。
ですから、整体院や病院に通って、
妊娠~出産で歪んだ骨盤を修正するといった、早めの対策が必要です。
当院では、小さなお子様と一緒に、
「骨盤矯正」を受けることができます。
ツライ痛みは我慢せず、
どうぞ、お気軽にご来院&ご相談ください。
自宅でできる、痛みへの緊急対処法としては、
血行をよくすることが有効です。
使い捨てカイロを腰周りに貼ったり(低温やけどにお気を付けください)、
授乳中に腰回りを冷やさないよう、腹巻を活用するなどして、
腰周りをカバーしてあげるとよいでしょう。
また、痛みが強い場合は、骨盤ベルトなども効果的です。
ただ、骨盤ベルトは、
本来なら骨盤を支える筋肉の代わりになる存在なので、
長期に渡る使用は、結果、
骨盤を支える筋肉を弱めることになってしまいます。
やはり、できるだけ早めに歪みを矯正し、
骨盤を正しい位置でキープし続けることができる筋肉をつけていくことが、最善です。