日進市 コンパートメント症候群の治療

日進市 コンパートメント症候群の治療

2018-07-01

下腿に起こるコンパートメント症候群の治療と予防

下腿部を輪切りにすると4つの仕切りで区画に分かれていて、その各区画には筋肉・神経・血管・リンパ管などの組織が内包されています。
もし1つの区画内で筋肉の炎症が発生して筋肉が腫れて膨張すると、その区画内の内圧が高くなってしまいます。
そして区画内圧の上昇が起こると、その区画内では毛細血管が閉塞されて各組織は阻血状態となるのです。
こうして阻血状態になった各組織は機能不全を引き起こして、悪化すると壊死に至るのですが、このような過程で生じる障害をコンパートメント症候群と言います。

下腿に起こるコンパートメント症候群は、発症経過と症状で急性型と慢性型の2つに分けられます。
急性型は、骨折や挫傷などの外傷により多量の出血や腫脹が起こることが原因で、急速に区画内圧が上昇するものです。
また、慢性型の症状が悪化して急性に変わることもあって、急激に激しい疼痛や筋肉の硬直・神経麻痺などの症状が起こります。
慢性型は、スポーツ活動で過剰な運動により筋肉や筋膜が炎症することが原因で、筋肉の浮腫が起こり区画内圧が上昇するものです。
それと、繰り返される運動の結果で筋肉が肥大することが原因で、区画内圧が上昇するものもあります。
慢性型では、最初に障害を受けた区画に関連した運動時の疼痛や筋肉のこわばり感などが起こって、症状が悪化すると日常動作においても痛みを感じるようになります。
また悪化するごとに筋肉の萎縮や運動障害・夜間痛・しびれなどといった症状も出現します。

下腿に発生するコンパートメント症候群の治療としては、慢性型の初期や症状が比較的軽いもの関しては、運動を中止して安静にすることで軽快します。
多少症状の進行が見られるケースや長期化したものについては、安静にすると共にマッサージやストレッチなどの刺激を行います。
また慢性型で運動する時のみ症状が現れる程度の場合については、安静加療と運動計画の見直しなどの予防対策を行います。
ただ、日常動作でも痛みがあって筋萎縮やしびれなどの麻痺症状を有するものについては、回復までの期間が長期化する可能性が多いようです。
一方、急性型・慢性型共に疼痛や筋肉の萎縮、または神経障害の著しいものに関しては緊急的に手術を行う必要があります。
また、急性型では不可逆的な組織の壊死に至るので、処置が遅れると筋萎縮や神経麻痺などの後遺症を残して運動復帰が不能になるケースもあるのです。

このような治療をしないためにも予防することが大切で、予防方法としては下腿三頭筋のストレッチが有効です。
特に運動する前には入念なストレッチをすることが大事で、それにより筋肉の急激な炎症を防ぐことができます。
また、下腿に大きな負担がかからないように意識して運動するだけでも予防効果につながります。
軽度の慢性型は、運動を中止する・アイシングをしながら安静にする・マッサージやストレッチを行うなどの保存療法を行うことは、症状の軽減や進行の予防になります。

 

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