日進市 現代女性の「産後の骨盤」は歪んだ状態になっている?
2016-09-05
「産後の骨盤」はどうなっているのか、考えたことがあるでしょうか?
通常の骨盤は全体が「逆三角形」のような形ですが、
妊娠・出産時に分泌される「リラキシン」と言うホルモンの影響で、
産道となる骨盤の下側の靭帯が緩み「台形」のような形になっています。
この骨盤の緩みは出産をスムーズにするための自然な働きですし、
本来ならばホルモンの分泌が徐々に減少する産後には自然と元に戻るものです。
しかし、時代と共に歩く機会が減少している現代の女性は、
昔と比較して足腰や骨盤周りの筋肉の働きが弱まっているため、
上手く元に戻らず骨盤が緩んだままの状態になってしまうことが多いのです。
また、緩んだ状態を放置することで、
体が内臓を守るために皮下脂肪を蓄えてしまったり、
胃や腸などの内臓が骨盤の内部に落ち込んでしまったりして、
余計に元に戻りにくくなってしまいます。
つまり、現代女性の「産後の骨盤」は、
歪んだ状態になっていると考えられるのです。
骨盤の歪みが続くと、
「体型が戻らない」「お腹がポッコリ出たまま」「お尻が大きくなった」など、
スタイルを崩すことになってしまいます。
また、骨盤の緩みや歪みはそれ以外にも、
尿漏れ・腰痛・冷え性・生理痛・下痢・便秘・肌荒れ・不妊など、
生活に支障が出てしまうような様々な症状に発展する可能性もあるのです。
しかし、これらの症状を1つ1つで捉えて病院を受診しても、
なかなか本質的な原因を探り当てられず、
根本的な解決につながらないケースも少なくありません。
ですから、何となく調子が良くないと感じる場合には、
まずは正しい骨盤ケアを行ってみると良いでしょう。
骨盤は、何と言っても体の軸となる大切な器官であり、
内臓や生殖器など大切な臓器を支え守っている場所ですから、
正常な状態に改善することが大事です。
また、歪みを治すことにより、
その他の症状を改善することにつながる可能性も高いので、
整体など「産後の骨盤」をしっかりとケアしましょう。
骨盤の歪みを解消して正しい位置をキープするためには、
正しい姿勢を意識することや生活習慣を見直し改善することも大切です。
インナーマッスルを鍛える必要もあるので、
インナーマッスルが鍛えられるエクササイズや、
リラックスしながらできる運動などを取り入れてケアすることも大切です。
ですから、整体で産後の骨盤矯正をする際に、
整体師からそれらに関するアドバイスや指導を受けると良いでしょう。
先に触れた「お腹がポッコリ出たまま」と言うのは、
もしかすると骨盤の歪みだけではなく便秘が原因かも知れません。
実は、出産後に便秘になってしまったと言うお母さんも少なくないのです。
この要因としては、筋力低下・肛門を開閉するための肛門括約筋の損傷、
母乳を与えることによる母体の水分不足などが考えられます。
骨盤矯正と共にこれらの点に対する対策も行うように心がけると良いでしょう。
産後はまだ骨盤周りが柔軟な時期で、「骨盤矯正」のベストチャンスです。
このベストチャンスを利用して、
正しい骨盤ケアをして様々なトラブルを改善しましょう。
産後の骨盤ケアなら、ボディバランスラボ大樹にお任せ下さい。
当院では、骨盤を正しい位置に戻しながら、
それを維持するための筋肉育成も同時に行っていきます。
小さなお子様と一緒に、受けることができます。