日進市 「産後の頭痛」に関する声
2016-09-27 [記事URL]
「生後1ヶ月の赤ちゃんのママですが、
一週間ほど前からこめかみ当たりと目の奥がズキズキと痛む頭痛があります。
産後の頭痛に悩まされた方、解消法はありますか?」
「原因は不明ですが1週間以上頭痛が続いています。また肩こりも酷い状況です。
産後に同じような経験をされた方どうやって対処したか教えてください」
妊娠・出産と言った大変な仕事を乗り切ったお母さんを襲う頭痛は、
産後の育児が大変な時期なので大変です。
また頭痛でお母さんが疲れてしまったり、
不安や辛さを感じたりすると赤ちゃんにも伝わると言われているので、
何とかして解消したいと誰もが思うことでしょう。
産後の頭痛は珍しいものではないといわれていますが、
そのメカニズムは一般的な頭痛とは少し異なるので、
まずは産後に起きる頭痛の原因について理解しておくと良いでしょう。
妊娠・出産で女性の体には様々な変化が起こりますが、
特に重要な役割を果たしている骨盤には大きな変化が生じます。
女性は妊娠すると赤ちゃんが生まれてくるための準備として
「リラキシン」という骨盤内の靭帯関節の一部である
山腸関節の周辺を緩ませるホルモンが分泌されます。
しかし、単に骨盤周辺が緩むだけではなく「骨盤が歪む」ことがあります。
人間の骨盤は体の上半身と下半身を繋げていますし、
腰の部分の腰椎・肋骨と連結している胸椎・首の部分の頸椎が
つながる土台的な役割を担っています。
ですから、骨盤が歪んでしまうと、つながっている部分も歪んでしまい、
神経や血管を圧迫し流れが悪くなることで頭痛を引き起こしてしまうのです。
つまり、骨盤の歪みで脊椎が歪み頭部を圧迫してしまうことが
頭痛の原因なのです。
もうひとつ育児などの疲れやストレスにより、
頭痛が起きているとも考えられています。
赤ちゃんのお世話は24時間休む時間がなくて、
睡眠時間を十分にとることができませんし、
授乳や赤ちゃんを長時間抱っこしたりする姿勢が、
筋肉などのストレスとなって頭痛をうながすとも言われています。
では産後の頭痛を改善するためには、どのような改善方法があるのでしょう。
頭痛を改善するには、
「整体などを利用する」
「適度な運動」
「専門的な病院に行く」
の3つがおすすめの方法です。
まず一番の理由になっている歪んだ骨盤そのものを、
整体などで治すのが最も効果的な方法といって良いでしょう。
次に疲れやストレスが原因の場合は、
体を軽く動かす「適度な運動」で血液の循環が良くなりますし、
ストレスの解消にもつながるので改善する場合があります。
それでも改善されない時は、
何らかの問題がある可能性も考えられるので
専門的な病院に行くことをおすすめします。
赤ちゃんと元気で笑顔いっぱいの日々がおくれるように、
これらのことを参考にして辛い頭痛を我慢することなく
改善するように心がけると良いかも知れません。