◆日進市 誰にでも起こる「産後の尿漏れ」の原因と対策◆
2016-01-14
妊娠中は、大きくなった子宮に膀胱が圧迫されるため、
トイレが近くなり、ふとしたことで、尿漏れを起こしやすいですが、
出産後も、この尿漏れに悩まされる方は、意外と少なくありません。
産後の尿漏れは、なぜ起こるのでしょうか?
それは、分娩によって、
子宮・膀胱・直腸などの腹部臓器を支えている「骨盤底筋」に
大きな負担がかかるためだといわれています。
骨盤の底にある筋肉が、分娩時の強いいきみによって
傷ついたり、弛緩してしまい、尿道の締まりが悪くなってしまうのです。
また、分娩時に、神経組織が傷ついてしまい、、
それが原因で、膀胱や尿道の知覚障害を引き起こすこともあります。
いずれの場合も、産後の体の回復とともに治まっていくものですが、
産褥期に無理をしてしまうと、分娩時のダメージもなかなか回復せず、
場合によっては、更年期などにも影響を及ぼすこともありますので、
産後1~2ヶ月は、お母さんの体の回復を優先するようにしたいものです。
特に緩んだ骨盤底筋は、そのままにしておくと、
排尿トラブルだけではなく、下腹部のたるみ──ぽっこりお腹の原因にもなりますので、
体が回復したら、意識して鍛えていくようにしたいところです。
「骨盤底筋」は、肛門にグッと力を入れる動きで、鍛えることができます。
いつでもどこでも、気がついたときに、肛門にグッと力を入れて、
日常的に鍛えていくとよいでしょう。
ボディバランスラボ大樹では、骨盤の矯正とともに、
骨盤を正しい位置で維持するための筋肉作りも指導しています。
骨盤周りの不調、不安でお悩みでしたら、
日進市ボディバランスラボ大樹にお任せ下さい。