日進市 接骨院の自賠責治療
2018-05-10
接骨院の自賠責治療を受けるためのステップ
交通事故に遭遇した時には、まず病院を受診して診察・検査をする必要がありますが、様々な理由から接骨院での治療を希望する場合があります。
その際に気になるのは治療費のことで、接骨院の自賠責治療が可能なのか心配になります。
結論から言うと、接骨院の自賠責治療は可能ですが、スムーズに治療を受けるための最適な治療ステップを知っておく必要もあります。
まずステップ1になるのは、先にも触れましたが交通事故の治療をするのならまずは整形外科(病院)を受診します。
なぜ、最初に整形外科を受診すると必要があるのかというと、医学的に正しい診断を受けることができて、事故直後の状態を明確な記録に残すことができるからです。
それにより、適切な診断書が得られるので自賠責保険が使用できて慰謝料の請求ができますし、後遺障害認定に必要な後遺障害の診断書を書いてもらうこともできるのです。
こうしたことから、このステップ1がとても重要になるのです。
ステップ2は接骨院への受診を整形外科の医師に相談することで、ある程度の期間が経ったタイミングで整形外科の医師に整骨院の受診を相談しましょう。
そこで転院の許可が出たら接骨院への通院を開始すると良いですし、接骨院と整形外科の併用をしてもかまいません。
ステップ3は接骨院への通院の開始を加害者側の保険会社に連絡することです。
連絡しなければならない理由は、接骨院に保険会社から治療費の支払いなどをしてもらう必要が発生するからです。
もし相手方の保険会社にその旨を伝えることを忘れてしまうと、様々なトラブルが発生する可能性が考えられるので絶対に忘れないことです。
ただ、連絡しても保険会社が接骨院に治療費を支払わないこともあるので、その時は自分の健康保険を利用して治療費を支払い、後でそれを保険会社に治療費請求をすることです。
このような手順を踏めば示談交渉においてトラブルの発生がなく解決するでしょう。
では逆に交通事故の治療を接骨院から始めたらどうなるのかというと、接骨院ではケガ治療はできませんし、レントゲンなどの検査も投薬をすることもできないのです。
その為、交通事故による何らかのケガがあったとしても、その受傷についての治療が受けられないのです。
その結果、ケガを治すことができないという不都合が起こってしまう可能性があるのです。
また、検査や治療の記録が残らないので、後になって交通事故直後にどのような状態であったかを明確にすることができなくなります。
そうなると慰謝料額が下げられることになりますし、後遺障害認定が必要な時にも認定が受けられなくて、後遺障害慰謝料の請求ができなくなるのです。
このように交通事故に遭遇した時に、最初にどこで治療を受けるのが良いのかという治療先の選択を間違えると、このように様々な問題が発生するのです。
また、正しいステップを踏まえていかないと接骨院の自賠責治療が受けられないことになるのです。
ですから、こうした基本的なことをいざという時のためにも知っておくことをおすすめします。
日進市 接骨院の自賠責治療なら、「ボディバランス大樹」にお任せください。