日進市 スポーツによる靭帯損傷について
スポーツによる靱帯損傷について説明します。
靭帯は、骨と骨を繋ぐ役割りを担う器官です。
たんぱく質を主成分とする筋肉とは異なり、靭帯は、軟骨組織。
そのため、弾力性に優れたコラーゲンを主成分としているのが特徴です。
あらゆる動き、伸縮に耐えうる丈夫な力を持つ器官ですが、繰り返しの動作が多くなるスポーツで度々損傷する事があります。
【スポーツによる靭帯損傷について】
スポーツによる靭帯損傷は、関節に起こる脱臼等をいいます。
靭帯は、関節を構成する骨同士を結合するように存在していますが、何かしらの影響で、関節を構成する骨が強く引き名はされると、それと同時に靭帯も強く引っ張られ、伸びてしまいます。
靭帯は、伸縮性に優れたゴム状の組織なので、ある程度の引っ張られる力には、耐える事ができますが、その動きを繰り返しもしくは、必要以上に引っ張られることによって、次第に質が低下し、千切れてしまいます。
これが、スポーツによる靭帯損傷です。
靭帯損傷は、頻繁に使用する肘の側副靭帯や膝の十字靭帯などで多発。
バスケットボールやバレーボールなどジャンプや着地といった動作が繰り返し行なう運動で多く発生します。
その他、肘に起こる側副靭帯損傷は、野球の投球行動で多く見られるため、野球肘と呼ばれる事もあります。
【スポーツによる靱帯損傷の症状について】
関節部の違和感、それによる運動能力の低下が症状として確認されます。
膝関節に靭帯損傷が起こると、歩くのが困難になるなど、しばらくの間運動はまともにできません。
ただ、関節部には痛み神経がほとんどないことから、他のスポーツ障害と違い自覚症状がないまま、運動を継続する傾向にあります。
しかし、その結果、症状が悪化し、治りがさらに遅くなってしまう事もありますので、少しでも「あれ?」と思うような事があったら、速やかに病院を受診してください。
【スポーツによる靱帯損傷の予防】
一度スポーツによる靱帯損傷を発生させてしまうと、再発を繰り返し、その度に練習を中断したり、次第に運動能力が低下する事が予想されるため、できる限り、靭帯損傷にならないような心がけが不可欠。
最大の予防法は運動前後の入念なウォーミングアップ。
さらには、万が一膝やひじなどを強打した際には、速やかにアイシングで冷やすなどの応急処置を正しく実施できるよう知識を深めて置く事。
また、膝や肘への負担を軽減するため、練習量の見直しでオーバーユースを改善。
その他、膝は体重による付加も加わることから体重のコントロールも不可欠。
また不良姿勢のまま、運動を続けると体への負担が必要以上に大きくなりますので、整体や整骨院で体の歪みを整える施術を定期的に受けることもスポーツによる靭帯損傷を予防するコツです。
状態によっては、外科手術が必要となるケースもあります。
体にメスを入れてしまうと、元のようなコンディションに戻すのは、かなり難しいとも言われていますので、そうならないためにも、予防に最大限の注意を払いましょう。
長く運動を楽しむためにも是非、この機会に靭帯損傷についてしっかりと把握しておくようにしてください。
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