日進市 仙腸関節炎の予防法
2017-06-14
椅子に座るとお尻が痛い、腰が痛い、足の付け根の奥が痛い・・・。
そのような症状で悩んでいる方は、仙腸関節炎を疑いましょう。
さらに、自覚症状があるのに、異常がないと診断された場合は、整体や整骨院の施術が有効です。
ここでは、仙腸関節炎とはどのような状態で、どのような治療が必要なのかを説明します。
【仙腸関節炎とは?】
仙腸関節は、骨盤の下、左右の骨が結合する部分にあります。
骨盤は、左右の腸骨と中央の仙骨で形成され、前に恥骨結合部、後ろに仙腸関節があります。
仙腸関節炎は、その部分に起こる症状で、例えば、腰の左右のお尻の上に出っ張った骨のいずれかがピンポイントで痛む場合や、椅子に座ることで痛みが増す人、また足の付け根に痛みを感じる人などさまざまです。
症状が進むと、お尻や太ももの裏、ふくらはぎなど広範囲にわたる坐骨神経痛が現われます。
これは、不安定になった仙腸関節を靭帯を引き伸ばし安定させるため緊張状態による梨状筋の圧迫が原因です。
仙腸関節炎が起こる原因は、腰を曲げたり、ひねったりと過度に負担がかかることが原因。
ただし、不良姿勢や毎日の癖、出産等で骨盤が歪んでいた場合に起こりやすいのが現状です。
対処法としては、まず、詳しく検査を受ける事が大事です。
別の疾患が原因の症状の可能性もありますので、自己判断せず、病院を受診しましょう。
その上で、「異常がない」「はっきりとした原因が特定できない」という場合は、整体や整骨院の施術がお勧めです。
あまりにも痛みがひどい場合は、ブロック注射やコルセットなどを装着することもあります。
【仙腸関節炎の予防法について】
仙腸関節炎の予防は、不良姿勢を改善したり、骨盤の歪みを矯正したりするのが先決です。
不良姿勢の改善については、無意識に行なう姿勢に注意することです。
自分の姿を鏡にうつして確認してください。
猫背になっていたり、逆に胸を張りすぎていませんか?
本来の姿勢は、背中に適度なS字カーブを描く姿勢です。
正しい姿勢のあり方がわからない方は、朝、出先に次の方法で、体に正しい姿勢をインプットさせましょう。
壁にあまた、肩甲骨、ヒップ、かかとをつけてください。
顎を引いて、目線を少し遠くにおきます。
この姿勢がもっとも美しい姿勢です。
この姿勢が無意識に作れるまで、毎朝インプットさせましょう。
慣れるまで、腰に痛みを感じる事もありますので、無理は禁物です。
1日5分だけでも続けられるよう意識してください。
続いて、骨盤の歪みを整えましょう。
症状によっては、セルフケアで効果が得られない場合もありますので、その時は、すぐに整体や整骨院に相談しましょう。
お勧めは、寝る前に行なう骨盤ストレッチです。
仰向けになって、全身の力を抜きます。
両手で体を支えながら、両足つま先で八の字を作り、ゆっくりと持ち上げます。
膝を曲げないように注意しながら、床から10センチほど離して20秒キープします。
今度は、ゆっくりと7秒息をはきながら、元の位置に戻します。
このとき、骨盤がぎゅっと締まるのをイメージしましょう。
繰り返し3回行い、終了です。
毎日続ける事が大事なので、無理をしないペースで取り入れてください。
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