日進市 腰椎分離症の主な症状
2018-03-10
神経を刺激して腰痛の原因になる腰椎分離症
腰椎分離症は、腰椎の骨の一部が離れてしまうもので、腰椎が不安定になることにより神経を刺激して腰痛の原因になることが多いです。
ちなみに、一般の人では約5%%程度の人に発症するのですが、スポーツ選手になると約30~40%の人が発症すると言われています。
また、13~14歳のジュニア期をピークに男子の発症が圧倒的に多くて、それが原因となって分離すべり症に進行していく場合も少なくありません。
発症する原因として考えられることは、子供のころにスポーツなどで繰り返し負荷がかかったことで疲労骨折を起こしたためです。
好発種目として考えられるのは、野球・バレーボール・バスケットボール・サッカー・柔道・ラグビー・ウエイトリフティングなど、頻回に体幹の前後屈及び回旋をするスポーツです。
このように、発育期のオーバートレーニングによる場合が多くて、好発部位としては第5腰椎で両側性の場合も多く見られます。
ただ、スポーツをする子供全てに発症するわけではないので、筋肉の柔軟性低下や成長期の骨強度の低さなど体質的な要素も発症に関係していると考えられます。
腰椎分離症の主な症状としては、腰部痛・臀部痛・大腿外側の重苦しいとかだるいといった鈍い痛みで、両側に起こることもあります。
また長時間の運動だけではなくて長時間の立位・座位・中腰姿勢でも起こりやすいのですし、疼痛のために脊柱起立筋の緊張が高まります。
しかし、一般的には神経麻痺症状を伴うことはありません。
診断に関しては、腰椎レントゲンで特に45度斜位像により分離部が確認できた場合には発症していると診断されます。
またCTではレントゲンよりも分離部が確認しやすいのですが、MRIでは所見がなくて椎間板ヘルニアとの鑑別のために用いられる検査になります。
こうしたレントゲン所見として脊柱生理的弯曲が、腰椎の過前弯になっている人が多いのです。
この理由は、姿勢不良による腸腰筋・大腿筋膜張筋・大腿直筋・ハムストリング筋・背筋などの収縮機能が低下していることによるものです。
腰椎分離症の治療のポイントは、先に触れた過剰な前弯を改善することで、それにより症状の痛みは徐々に回復することになります。
ただ過剰な前弯の治療だけですべての問題が解決するわけではなて、それは体の関節・筋・筋膜などが繋がりがあり協調し合うようになっているからです。
特に腰椎は頸椎と非常に関連性を持っているので、頸椎を調整すると腰椎の状態が変わります。
過剰な前弯(反り腰)と関連性の高い筋肉は腸腰筋の中の大腰筋で、大腰筋が固く短縮すると腰椎を引っ張って前弯を徐々に形成していきます。
しかし、姿勢不良だけで大腰筋ばかりが硬結することはなくて、筋や筋膜の繋がりで密接に関連している頸椎と関る斜角筋・胸鎖乳突筋・後頭下筋などの調整しなければ大腰筋は改善しないのです。
一般的な病院では痛みが発生している患部だけを治療する対処療法が主流になるので、全身を見て治療する整体や整骨院での治療の方が適していると考えられます。
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