日進市 先天性股関節脱臼の治療後

日進市 先天性股関節脱臼の治療後

股関節を構成する骨の破壊や変性で発症する変形性股関節症

太ももの付け根にある股関節の構造は、骨盤の一部である寛骨臼の臼蓋という受け皿に、大腿骨の丸い部分がすっぽり収まっています。
そして、その臼蓋と大腿骨頭の表面は、それぞれ2~3mmの軟骨に覆われていて、その周りはごく少量の関節液が入っている関節包という袋に包まれています。
この関節液は関節軟骨に栄養を与えると共に、運動する時には潤滑油として作用して、曲げたり伸ばしたり開いたり閉じたり回したりなどといった動作がスムーズにできるのです。
こうした股関節で先天性や後天性の疾病・外傷により関節軟骨の破壊、または変性が生じた状態を変形性股関節症といいます。
そして、破壊された軟骨は修復することがほとんどないために、次第に軟骨下の骨に対しても影響が及ぶようになります。
このように骨が障害されると修復反応として過剰な骨が形成されて、大腿骨の骨頭が本来の丸い形からいびつに変形して関節症が進行します。
その結果、痛み・跛行・関節の動きの制限といった症状が発生するのです。

日本人においては先天性股関節脱臼の治療後や、発育期に生じる臼蓋の発育不全に由来するものが多くて全体の約90%を占めています。
寛骨臼の発育が不十分で骨頭を十分に覆うことができないことから、一部の軟骨に負担が生じて傷みやすくなるためです。
この先天性股関節脱臼・臼蓋形成不全というのが圧倒的に女性に多く発症するため、変形性股関節症も女性に多くみられるのです。

治療法としては保存的治療と手術療法があって、通常はまず保存的治療から始めます。
保存的治療として日常生活の見直しや環境を整えるというのがあって、股関節や下肢への負担になる原因を取り除くことです。
通常の仕事や家事などを負担をかけるからといって簡単にやめるわけにはいかないので、負担を少しでも軽くする工夫が必要となります。
その為には、家族や周囲の人・職場の人など理解と協力が必要不可欠になります。
また体重のコントロールも大事なことで、体重は股関節に負担を与える大きな要因となるので、肥満を解消するなどコントロールは重要です。
それから杖の使用は股関節への負荷を軽減するうえで有効なことですが、杖を持つことに抵抗のある方も少なくありません。
杖の使用はもちろん必須ではないので、使用するかについてはしっかりと検討する必要があります。

股関節に痛みがあると動かしたくないということにより、股関節周の筋力が弱ってしまいますし、動かさないとさらに関節可動域が狭くなって筋力も低下してしまいます。
このような悪循環をそのままにしていると良くないので、可能な範囲内で関節のストレッチと筋力強化を心がけることが治療として重要です。
痛み止めの服用も治療のひとつで、その際に用いられるのは非ステロイド性消炎鎮痛剤で、これは痛みを軽減させると共に炎症を鎮める作用があります。
ただし、長期間にわたって漫然と服用すると内臓にも悪い影響を及ぼすのでおすすめできません。
こうした保存療法でも改善が見込めない時には、骨切り術か人工関節に換える手術が検討されます。

 

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